ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2018

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2018

患者さん中心スタッフ中心の病院設計を実現診療・教育・研究施設を最大限に駆使して、次世代医療人を育成していく場ともなる。新附属病院は「患者さんにやさしい病院」をコンセプトに設計。病状が急変したときに即座に対応できるよう「医師は患者さんの近くに」の理念を掲げるとともに、患者さんに負担をかけない動線に配慮した、コンパクトで機動的な病院となります。1階吹抜ラウンジイメージ明るく、誰にでもわかりやすい外来体制「医師は患者のそばに」を実現する病棟計画外来診察室は、フリーアドレス制(特殊診療科を除く)を導入し、コンパクトでフレキシブルな外来として、患者さんやスタッフの移動距離を短くするよう配慮しました。外来には吹抜けラウンジと光庭を設け、明るさと開放感のある外来待合としました。吹抜けラウンジと光庭をつなぐホスピタルモールを軸に外来の諸室を配置し、動線を明快にすることで、スムーズな患者誘導を目指しました。スタッフエリアを中心として、1フロアに4病棟を配置し「医師は患者のそばに」を実現する病棟構成としました。病棟中央のスタッフステーション(SS)から3方向に病室を見渡せる形状とし、患者さんとスタッフとの距離を縮める配置とすることで、高度医療を提供する超急性期病棟にふさわしい機能的な病棟計画としました。より高度な医療を提供するための病室計画高度医療提供体制の効率化と医療の進化を見据えた施設計画4階を急性期医療フロアと位置づけ、高度治療部門である手術部や集中治療室(ICU・CCU・HCU)を集約しました。また、高度救命救急センター(1F)、手術部集中治療室(4F)、医局(5F)、救急病棟(6F)、NICU・MFICU(7F)を救急搬送用エレベーターで接続し、患者さんの負担軽減とスタッフの業務の効率化を図りました。構造壁を設けず、改修しやすい設備システムを採用することで、将来の医療の進化に柔軟に対応できる設計としました。感染対策への配慮やベッド廻りの治療空間を広く確保するため、病室内には水回りを設けず、病室外側の廊下に患者さん用の洗面やWCを設置しました。また、ベッド廻りに柱型が出ない構造計画とすることで、全てのベッドで十分なスペースが確保される病室計画としました。04