ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2018

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2018

28診療科紹介Medical Speciality introduction耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療科部長:佐藤宏昭当科では聴覚や嚥下など生活に重要な機能の障害、副鼻腔や咽頭の炎症性疾患、頭頸部に生じるがんなど、多様な領域で診断から治療までを一貫して行います。生命予後だけでなくQOLの低下やボディーイメージの変形にも配慮する必要があるため、医師同士はもちろん看護師や言語聴覚士とも連携して診療にあたります。耳科手術と頭頸部がん手術は症例も豊富で全国有数の実績を上げています。研修中に経験(見学)できる疾患・手技慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、高度感音難聴、慢性副鼻腔炎、副鼻腔疾患嚢胞、副鼻腔腫瘍、鼻中隔湾曲症、慢性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、深頸部膿瘍、口腔がん、喉頭がん、上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がん、鼻副鼻腔がん、甲状腺がん、唾液腺がん鼓室形成術、人工内耳植込術、人工中耳植込術、骨導インプラント手術、手技内視鏡下鼻副鼻腔手術、鼻中隔矯正術、口蓋扁桃摘出術、口腔悪性腫瘍摘出術、喉頭摘出術、咽頭喉頭頸部食道摘出術、頸部郭清術、聴力検査、平衡機能検査、喉頭内視鏡検査、超音波検査研修指導医からひとこと当科は担当する領域が多岐にわたっており、だれでも、かならず自分に合った領域を見つけることができます。病態を推理することが好きな人はめまいや難聴の診断、保存的な治療が好きな人は難聴児の療育や補聴器フィッティング、手術が好きな人は繊細な耳科・鼻科手術からダイナミックな頭頸部がんまで、何でもそろっています。スタッフ一同、情熱をもって医療に取り組んでいるので、楽しく仕事をしたい人はぜひ研修に来てください。眼科診療科部長:黒坂大次郎眼科学講座は、眼科単独の疾患のみならず、全身疾患に関連した眼疾患を扱う。また、眼球は組織ごとに疾患の特徴が異なるためそれぞれの専門再来を展開している。1年間の手術件数は約2500件と院内の診療科で最も多く、手術室は毎日稼働している。また、外来受診患者数は1日平均180名を超える。盛岡市内の患者さんはおよそ4割で、次いで多いのは県外からの患者さんであり、当科の治療の専門性の高さを示している。研修中に経験(見学)できる疾患・手技白内障・緑内障・角結膜疾患・ぶどう膜疾患・小児眼科・斜視・弱視・疾患網膜硝子体疾患(網膜剥離・加齢黄斑変性・黄斑円孔・網膜前膜・糖尿病網膜症など)細隙灯顕微鏡検査・眼底検査・蛍光眼底造影検査・網膜光凝固術・超手技音波検査・白内障手術・緑内障手術・網膜硝子体手術・網膜復位術・角膜移植術・涙道手術研修指導医からひとこと学生時代、眼科に興味はありませんでした。でも手先が器用だったので将来は多くの手術をする医師に憧れました。そんな僕は眼科医になりました。でも実は、器用や手術好きの集まりではありません。投薬治療に没頭する先生も神経疾患や免疫疾患、小児疾患を専門とする先生もいます。眼科に興味がある、気になる程度でも構いません。この研修期間に1度眼科を見てみてください。何かが変わるかもしれません。私のように・・・。31