ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2018

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2018

産婦人科診療科部長:杉山徹産婦人科医療では、女性の一生を通じた健康管理が必要となります。当科では、国内有数のがん医療を提供する婦人科腫瘍分野、県内のみならず東北全域からの症例が集まる母児集中管理センター(MFICU)を有する周産期分野に加え、高度不妊治療センターを有する内分泌・不妊治療分野と、産婦人科医療の基盤となる3領域の全てにおいて専門医による最先端の医療を学ぶことができます。28診療科紹介Medical Speciality introduction研修中に経験(見学)できる疾患・手技妊婦健診、悪阻、切迫流早産、正常分娩、分娩直後の新生児診察、月経異常、疾患不妊症、更年期障害、子宮脱、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌など胎児超音波、会陰切開縫合術、子宮内容除去術、帝王切開術、子宮鏡、子手技宮卵管造影、コルポスコピー、単純子宮全摘術、付属器摘出術(開復、腹腔鏡)、悪性腫瘍手術など研修指導医からひとこと当科の特徴は、産婦人科の全領域にわたる最高の研修ができることです。超一流の指導医が日本の婦人科腫瘍学をリードしており、多数の症例から難易度の高い手術手技などを学ぶことができます。周産期分野では母体救命救急教育と先進的な胎児診断・胎児治療に取り組んでいます。また、生殖医療指導医により、さらに高度な不妊治療と内視鏡手術が可能となりました。当科で経験できる産婦人科はとてもおもしろく、やりがいがあります!小児科診療科部長:小山耕太郎当科では高度小児医療の提供と小児の健全育成を目標に、専門グループ体制をとり本院・循環器医療センター・高度救命救急センターで診療に従事しています。受診児は岩手県全域および隣接県から紹介されており、また県内16病院をテレビ会議システムで結び、小児救急医療と臨床研修の遠隔支援を行っています。研修中に経験(見学)できる疾患・手技超低出生体重児、呼吸窮迫症候群、先天性心疾患、白血病、熱性けい疾患れん、脳炎・脳症、ネフローゼ症候群、尿路感染症、低身長、糖尿病、気管支喘息、食物アレルギー、川崎病静脈確保、中心静脈穿刺、動脈穿刺及び留置、気管挿管、心臓超音波手技検査、心臓カテーテル検査、心臓カテーテル治療、骨髄穿刺、腰椎穿刺、膀胱尿管造影、持続血液濾過透析、腹部超音波検査、消化管造影、腸重積整復術、食物負荷試験研修指導医からひとこと小児科は人生の「最初の十数年」を担当し、成人領域につなぐ大切な診療科です。小児特有の疾患のほか、成人疾患の予防も含めて関わります。そのため小児科医は一つの臓器や疾患だけでなく、総合医としての力量が求められます。勉強することは多いですが、病気がよくなった子ども達や家族の笑顔は最高の報酬です。子どもが好きな人はもちろん、苦手な人もぜひ研修に来てください。30