ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2018

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2018

28診療科紹介Medical Speciality introduction外科診療科部長:佐々木章当科の診療領域は広く、消化器外科、一般外科、内分泌代謝外科、乳腺外科、小児外科疾患の診療を行っていますので、各診療領域を回りながら、外科専門医を取得できる体制が整っています。手術では、国内屈指の内視鏡外科手術をはじめ、進行癌に対する集学的治療や肝移植などの高度医療も積極的に行っています。また、手術以外にも各種外科的処置、術後全身管理、癌化学療法や緩和療法など幅広い研修を行うことが可能です。研修中に経験(見学)できる疾患・手技甲状腺疾患(甲状腺腺腫、バセドウ病)、食道良性疾患(食道アカラシア、逆疾患流性食道炎)、胃GIST、胆嚢総胆管結石症、炎症性腸疾患、虫垂炎、ヘルニア、肛門疾患、高度肥満症、副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫)、小児外科疾患、外傷、食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆嚢癌、胆管癌、膵癌、乳癌、小児癌手術(開胸、開腹、腹腔鏡、胸腔鏡)、麻酔(腰椎、局所)、消化管造影・内手技視鏡検査、中心静脈穿刺(ポート留置)、胸腔・腹腔穿刺、静脈・動脈穿刺、創縫合研修指導医からひとこと外科の初期研修内容は、手術、周術期管理、化学療法、緩和医療、緊急手術を含む急患対応など多岐に渡ります。外科の事だけでなく、消化器・呼吸器・循環器など内科的知識も必要であり、研修医の先生方には勉強して頂ける内容が豊富に揃っています。手技的な面においては、将来どの科に進んだとしても必要とされる縫合の基本手技から内視鏡外科の手技まで幅広く学べる環境にあります。是非、外科での研修をお勧めします。脳神経外科診療科部長:小笠原邦昭脳神経外科診療の対象は、国民病とも言える脳卒中(脳血管性障害)や脳神経外傷などの救急疾患、脳腫瘍に加え、てんかん・パーキンソン病・三叉神経痛・顔面けいれん等の機能的疾患、小児疾患、脊髄・脊椎・末梢神経疾患などです。脳神経外科医の使命は、これらの予防や診断、救急治療、手術および非手術的治療、あるいはリハビリテーションにおいて、総合的かつ専門的知識と診療技術を持ち、必要に応じて他の専門医への転送判断も的確に行うことで、国民の健康・福祉の増進に貢献することです。顕微鏡手術セミナーでの1コマ研修中に経験(見学)できる疾患・手技脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳血管奇形、脳神経外傷、悪性脳腫瘍、疾患良性脳腫瘍、下垂体腫瘍、水頭症、三叉神経痛、顔面けいれん、小児疾患、脊髄・脊椎・末梢神経疾患、てんかん、パーキンソン病など開頭・閉頭手技、顕微鏡的手技(硬膜・クモ膜切開、血腫除去、腫瘍摘出)、手技慢性硬膜下血腫除去術、水頭症に対するシャント手術、脳血管撮影、中心静脈カテーテル留置、気管切開など研修指導医からひとこと万全な教育体制のもと、一人前の脳神経外科医になって頂くことを目指しています。マンツーマン指導を受けることが可能です。週2回、岩手医大と9つの県立病院を光回線でつないだテレビ会議に出席でき、術前・術後検討会や研究報告会を通じて、多くのスタッフと知識や技術などを共有できます。また、1ヶ月に1回以上行われる講演会や顕微鏡手術トレーニングセミナー(動物を用いたウェットラボ、人工血管や3Dプリンターを用いたドライラボ)への参加により、自身のモチベーションを上げられます。27