ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2018

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2018

ここだから、できること2常に学ぶ、考える場所多彩な教育セミナーが用意されている岩手医科大学は教育機関ですので、幅広く見る、深く考える習慣を身につける研修を多く取り揃えています。プライマリ・ケアの基本的な診療能力向上のため、一連のカンファランスを開催し、知識の整理と充実を図っています。GRAND ROUNDGRAND ROUNDは、卒後臨床研修をさらに充実・発展させるため、診療科を横断した自由な討論の場として始まった「研修医のための症例検討会」であり、研修医が経験した症例についてプレゼンテーションを行います。症例を研修医が共有し自らの経験として捉え、同様のケースに遭遇した際、より良い対応が行えるよう備えることを目的としています。対象となる症例・日常しばしば遭遇する疾患・診断やしかるべき処置や対応が遅れた症例・問題が生じやすかった症例コアレクチャー2年間では全診療科で研修することができないため、内科、脳神経外科、放射線科などの研修指導医が担当し、研修医のための専門的なレクチャーを行い、知識を補っています。CPC(臨床病理カンファランス)剖検症例について、臨床診療科と病理部門の共同開催で詳細な検討が行われます。研修医は2年間の初期研修中に1週間の病理研修を行い、CPC開催時に症例発表を行います。また、研修医はCPCレポートを必ず作成しなければなりません。1年次研修医OSCE一般的な診療において頻繁に関わる負傷または疾病に適切に対応できるよう、これまでの臨床研修によって身につけた基本的な診療能力における習熱度の差を理解し、自らの足らざるところを自己学習により補習するために1年次にOSCEを実施しています。診療科を越えて症例検討を行うGRAND ROUNDや、外部講師によるセミナーなど、多彩な学びの場を用意されています!黒川絵里加Erika Kurokawa2年次研修医出身地:盛岡市11大学での研修は、先輩方が研究しているのを身近に見ることができるのが勉強になりますね。多彩な研修やセミナー、医療の先端を学ぶことのできるWEBカンファランスなどの機会もあり、学びを深めていくことができることが魅力です。GRAND ROUNDという研修医のための症例検討の場を用意してくれています。月に1回担当の研修医が症例発表を行います。「卵巣腫瘍」に関する症例の発表をしたのですが、これをきっかけに学会での発表を奨めていただきました。学びを深めていくことができる場。それが大学での研修だと思っています。