ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2015

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2015

岩手医科大学の医師卒後臨床研修だからできること1プライマリケアも含め体系的に学べる研修医にとって必要なことは、適切な病歴聴取を行い、適切な身体診察や検査をし、適切な診断へと導くといった「体系的な思考過程」にあります。大学病院では指導医が揃い、常にアドバイスやフィードバックを与えてくれる環境にあり、医師として活動する上で重要な「深く考える姿勢」を身につけることができます。3屋根瓦方式で先輩から学べる本院での臨床研修では、2年次以上の上級医とさらに上位の指導医がチーム形式で指導するという屋根瓦方式をとっています。研修を終えたばかりの若い上級医が指導することにより、何がわからないかを的確につかむことができ、同じように悩みながら一緒に勉強をしていきますので、成長・技術取得のスピードも早くなります。2臨床の場で科学的に検証大学病院が目指す医療人育成は、「なぜこの薬を使うのか?」「この治療をするとどういう効果があるのか?」といった、診療技術を用いるにあたっての「科学的知見」や「根拠」などを合わせ持つということを目指しています。科学的根拠をもとに治療をするEvidence Based Medicine (EBM)を身につけることができます。4最新の医療技術を体験できる様々な観点から高度先進医療を提供する大学病院ならではの研修の特長は、基礎研究と臨床の両方ができるという点です。広い視野で高度な病理画像や採血検査など多彩に見ることができます。最先端の高度な医療に触れる機会が増え、プライマリ・ケアもそのような最新の医療技術を知った上で診ることができます。5社会人大学院制度を使って学位がとれる本院の研修には社会人大学院制度があり、初期研修医期間や専門(後期)研修医期間を大学院生として過ごすことが可能です。最短卒後4年で学位を取得することができます。学位のテーマは、基礎的なもの臨床的なものどちらでも選択することが可能です。最短コースで人生のキャリアパスが取れます。6難易度の高い症例を経験できる本院は地域医療の中核病院であり、日常診療に加えて、新治療法の開発、難病治療などの最後の砦としての機能を果たすなど先進的な高度医療の提供を行う役割を持っています。市中病院で診ることのできない難易度の高い症例の治療の現場を経験・研修することができるのも本院研修の特長のひとつです。33