ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2015
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医師卒後臨床研修プログラム2015
選択必修科目麻酔科麻酔科研修では気道確保、人工呼吸、輸液路確保等、医師としての基本手技を習得していただきます。部長鈴木健二教授Kenji Suzuki特徴・特色麻酔科医は患者の術前状態や手術によって起こり得る病態を正確に把握し、適切な麻酔計画を立てなくてはならない。また、麻酔管理では患者の安全を確保すると同時に周術期の患者のQOLを高く保つことにも配慮しなければならない。即ち、術前には患者の不安を取り除き、術中は患者を手術侵襲から守ると共に外科医が安心して手術を行える環境を提供し、さらに術後は患者の早期離床のための適切な鎮痛手段を施せるような診療を提供しなくてはならない。目標麻酔科研修は、気道確保・人工呼吸・輸液路確保など、救急現場で必要なプライマリ・ケアの技術を、専門医の指導のもと、患者の安全が十分確保できる環境で研修させることを第1の目的とする。また、手術患者の術前回診、術前カンファランスへの参加により、患者の全身状態や病態を評価する能力を修得する。さらに、麻酔・手術侵襲により大きく変動していく患者の呼吸・循環・代謝の状態を的確に評価し、薬物療法・輸液管理・輸血管理など、日常診療に不可欠な治療法を適切に施せる基本的な診療能力を総合的に集中して修得する。手術の麻酔のみならず、救急・集中治療・ペインクリニック等、幅広い分野で活躍できる人材の育成を目指しております。当科では指導医のもとに手術患者の麻酔計画を立て、術中の麻酔管理を実践する。術後も患者の状態を観察し、麻酔管理が適切であったか否かを確認するとともに術後鎮痛・術後輸液・酸素療法などを実践して行く。教育に関する行事9:0010:0011:0012:0013:0014:0015:0016:0017:00ミーティング月症例検討手術室回診火ミーティング症例検討手術室回診水ミーティング症例検討手術室回診木ミーティング症例検討手術室回診金抄読会手術室回診症例検討研修内容・方法土手術室1 ? 2ヵ月目は合併症の少ない患者の全身麻酔症例を中心に研修する。3ヵ月目以降は、ハイリスク症例や緊急手術の麻酔に参加すると共に硬膜外麻酔や脊椎麻酔について研修する。(上記スケジュールはあくまで目安であり、変更となる場合があります。)28