ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014

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概要

岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014

最新医療機器を積極的に導入 ~内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチSiサージカルシステム」を導入~ 最先端の医療機器を積極的に導入し、高度な地域医療を実現している岩手医科大学附属病院では、今注目を集めている内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチSiサージカルシステム」を2013年3月県内で初めて導入、5月からロボット支援前立腺全摘除術を開始しています。  「ダヴィンチ」手術は、ロボットの遠隔操作機能等をこれまでの内視鏡下手術に組み合わせて発展させたもので、高解像度3D画像による鮮明な把握と、多関節を有する繊細な鉗子の動きにより、正確でスムーズな手術操作を行うことができます。また、傷口が小さい低侵襲の手術のため、安全性の向上や患者さんの負担軽減につながるものとして期待されています。 当面は前立腺がん手術での活用となりますが、将来的には消化器系の手術への活用も視野に入れています。 東日本大震災を受けて本学では医療体制のありかたに対しても、いち早く提言し、本学のリーダーシップのもと、被災県の中でも他県に先駆けて一早く医療体制整備の確立を図ってきました。岩手県の復興基本計画では、本学を中心に、連携支援として遠隔医療、地域のハブ病院、診療所、福祉施設を含め、ドクターヘリも運用しながら連携していくこととなっています。また、災害医学講座および災害・地域精神医学講座を新設し、厚生労働省の地域医療支援センターと連動させて教育センターとしても機能させて、災害時医療の教育、問題点の検証、体制の構築、災害医療研修・教育について全国から受け入れいく予定です。地域の災害医療拠点としても整備Iwate Medical University 8