ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014

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概要

岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014

61 Iwate Medical University必修科目内科①尿検査②便検査(潜血、虫卵)③血算・白血球分画④血液型判定・交差適合試験⑤心電図*⑥動脈血ガス分析⑦血液生化学検査⑧血液免疫血清学的検査⑨細菌学的検査・薬剤感受性検査⑩肺機能検査(スパイロメトりー)⑪髄液検査⑫細胞診・病理組織検査⑬内視鏡検査⑭超音波検査*⑮単純X線検査⑯造影X線検査⑰X線CT検査⑱MRI検査⑲核医学検査⑳神経生理学的検査(脳波・筋電図)①人工呼吸②心マッサージ③注射法(点滴・静脈確保など)④採血法(静脈血・動脈血)⑤穿刺法(腰椎・胸腔・腹腔)⑥導尿法⑦ドレーン・チューブ類の管理⑧胃管の挿入と管理⑨局所麻酔法⑩滅菌消毒法⑪除細動必修科目1 目標と特徴必修科目としての内科研修は、臨床研修のなかでも医師として生涯の発展に大きな影響を及ぼすものである。当院の内科研修の特徴は、高度専門医療に対する学術的興味を持ちつつプライマリ・ケアならびに救急医療の基本的な診療能力を習得できることにある。1 総合目標救急医療をはじめるため、幅広い内科疾患を受け持ち、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(知識・技能・態度)を習得する。内科6講座が統合して(統合)内科学講座となったことを受けて、総合的な内科研修を行うために以下のように整備された。1必修科目について:①内科は3科以上を選択すること。どの科で何ヵ月研修するかは研修医の希望による。②1年次の5・6月は内科研修からスター卜とし、救急科研修は 7 月以降とする。2 研修スタート時の基礎研修について:「原則として内科で基礎研修を行うことが望ましい」2 経験すべき検査・手技・治療法【基本的臨床検査】GIO : 得られた情報をもとに適切に検査を選択・依頼し、結果を解釈できる。(*印は検査法を習得)SBOs :【基本的手技】GIO : 日常診療に伴う一般的な処置を行うために、適応に配慮し基本的な手技を身につける。SBOs :【基本的治療法】GIO : 得られた情報をもとに適切な治療法を選択・依頼し、実施できる。SBOs : ①療養指導(安静度、 体位、食事、入浴、 排泄、環境整備を含む)ができる。②薬物の作用、副作用、相互作用について理解し、薬物治療(抗菌薬、副腎ステロイド薬、解熱薬、麻薬を含む)ができる。③栄養・輸液管理ができる。④輸血(成分輸血を含む)による効果と副作用について理解し、輸血を実施できる。3 経験すべき症状・病態・疾患【緊急を要する症状・病態】以下の症状・病態の初期治療に参加する。