ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
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岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
学長からのメッセージ学長 小川 彰 臨床研修制度は、平成16年発足以来2回目の見直しの時期を迎えています。初回の見直しでは、地域単位で研修病院と大学病院等が連携し「臨床研修病院群を形成」して研修を行うことが明記されました。岩手県では、県内のすべての臨床研修病院が参加し、県内のどの臨床研修病院に所属しても希望により全ての研修病院のプログラムにも参加出来る「イーハトーブ臨床研修病院群」を形成し全国のモデルと評価されています。2回目の見直しでは、「臨床研修病院群」がより強化されるよう議論されています。 一方、岩手医科大学では、国、県の支援を受け「災害時地域医療支援教育センター」を発足させました。ここでは、究極の「総合医療」である災害医療の研修ができるシミュレーションセンターが整備され、さらに、心のケアの中核施設「いわてこどもケアセンター」を開設し、被災地のサテライト施設と連携し活動が開始されています。 高度医療の研修のみならず、大災害時に大きな力を発揮する「災害医療」の研修にも力を入れて頂きたいと思います。 岩手県では、今回の大災害の教訓から「いわて新医療モデル」を提唱し、実現に向けて最大限の努力をしています。諸君には、新しい医療モデルの実現を肌で感じながら、医学・医療の原点に立ったいわての研修システムのもと自らを高める研鑽に励んで頂きたいと思っています。Iwate Medical University 4