ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
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岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
グループ回診指導担当医とともに担当の患者さんの回診。患者さんの状況、これから行おうとしている治療方針などをプレゼンテーションして指示やアドバイスをもらいます。点滴・検査チェック回診後、患者さんの明日の点滴・検査チェックを行います。グループ内で総括をして、「あの患者さんにはこうした方がいい」「薬を変えた方がいいのでは」というアドバイスをもらいます。研修室研修医室で全員分のカルテを作成。研修1年目の後輩に実務におけるアドバイス。研修医仲間と情報の交換もできます。週末には、研修医の仲間同士で飲みに行くこともあります。その後、帰宅。 最初に大学病院で重病の症例を経験してから地域の病院でプライマリ・ケアの勉強をした方がいいという判断でいまのローテートを選んでいます。大学病院では手技はなかなかできないという意見がありますが、私自身消化器の研修で数多くの手技をさせていただきました。手を挙げればいくらでも手技をさせてもらえる環境だと思っています。 救急では1次2次救急を上級医師と2人でペアで経験しました。「こういう診断をしたんですけど」「この治療でこういう結果が考えられます」 など、プレゼンテーション能力は自動的に身に付いていいていきます。 週に1度、教授回診があります。上のドクターが迷った時も教授から適切な意見をいただくことが可能です。どうしても自分ひとりで治療にあたると偏った方針での治療になる可能性が高くなります。その点大学病院だとたくさんの先輩医師がいますので、いろいろな意見をもとに多角的に見ることができます。科学的根拠をもとに治療をするEvidence Based Medicine (EBM)が身につくのが大学病院での研修のメリットだと思っています。 現在大学院では病理診断科を専攻しており、自分の「卵巣がん病理研究」というテーマ用に検体を集めることを始めています。3年目から本腰を入れて研究を始めていきたいと思っています。 臨床をやりながら研究もできる医者になりたいという希望があるので、今の環境はとてもありがたい8:30 と思っています。8:409:0014:00出勤患者さんと一緒に手術室へ入室手術補佐手術終了 → 回診 → 病棟処置以下は前日と同じ流れでした。1年次4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月消化器内科糖尿病内科2年次4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月呼吸器内科 選択必修 救急科 血液内科外科選択必修麻酔科選択必修産婦人科 特別選択産婦人科 特別選択産婦人科(宮古) 選択産婦人科選択消化器内科 消化器内科常に科学的に根拠を持った医療を心がける。大学病院は毎日、毎時間が勉強です。2012年3月 /岩手医科大学卒2012年4月~/岩手医科大学附属病院 初期臨床研修医 岩手医科大学大学院 医学研究科・博士課程2年 【病理診断科】専攻次の日は手術日。手術補佐をしながら、実際の手技の技能を習得していきます。深川智之のローテート初期研修医2年 深川智之地域盛岡市立特別選択小児科Iwate Medical University 36