ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
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岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
A:新臨床研修制度下では、研修医が単独でやってよいこと・いけないことの基準が細く設定されています。ただし、上級医・指導医の監督下ではかなりのことができます。当院では上級医の監視下で積極的に実技を経験してもらっています。また、医学教育シミュレーターの保有数は県内ーを誇り、スキルス・ラボにおいて、研修の空き時間に手技を練習することができます。A:研修医自身の配属診療科の病棟で日当直を担当し、診療科によって異なりますが、1か月に3回? 5回程度担当します。この他に、一次・二次救急での当直もあり1か月に2回担当します。宿日直手当は、病棟当直が1回12,500円、一次・二次救急の当直では、1年次で1回20,000円、2年次で1回25,000円を支給します。当院では一人で当直することなく、上級医のバックアップ体制のもと当直を行います。A:研修中に妊娠して、研修休止となる場合、その時点までの研修の到達を確認したうえで、産休・育休(産休・・・産前6週産後8週、育休…最長1歳になるまで)の取得が可能です。復帰する際は、産休前までに確認した研修の到達度を踏まえつつ、研修を再開します。必要であれば、事前で到達したものであっても、再履修していくことも可能です。どのくらいの手技を経験させてもらえるのでしょうか?当直について教えてください。研修中の出産・育児のサポートはありますか?A:研修医の臨床スキルアップを図り資格取得に向け、種々講習会(トレーニング)を用意しています。内科、麻酔科の専門医になるために必要なBLS・ACLSトレーニングやJATEC(外科初期診療)トレーニング、PALS(小児救急処置)トレーニング、TNT(臨床栄養)トレーニングは、病院が受講料を全額補助し、積極的に資格を取得させています。資格取得に関するサポートはどうですか?A: 診療科を越えて症例検討を行うGRANDROUNDや、外部講師によるセミナーなど多彩な学習の場を用意しています。プライマリ・ケアの基本的な診療能力向上のため、 一連のカンファランスを開催し知識の整理と充実を図っています。診療科間の垣根を低くし、幅広い視野や知識を共有すること、指導医間・研修医間のコミュニケーションを深めることも目的の一つになっています。研修会やカンファランスなどはありますか?A:学会参加は知識を深めるうえでもとても重要と考えておりますので、参加は大歓迎です。研修期間中に学会発表に値する症例を受け持った場合は、積極的に症例報告してもらっています。そのため、普段から週1回のケースカンファランスでは学会発表に準じた形でのプレゼンテーションを行ってもらいます。A:本俸に各種手当を加えると、月額で40万~50万円の支給となります。これは、定額給与(本俸、研修調整手当、住居手当)にその他の手当(宿日直手当、時間外手当)を加えた金額です。学会発表の機会はあるのでしょうか。給料はいくら位支給されますか。23 Iwate Medical University