ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
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岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
救急科専門研修プ口グラムスケジュール概要(専門医になるための必要経験年数、認定試験等)?研修スケジュール本人の希望または講座の方針に従い、救急センターにおける各診療グループを3 ヶ月単位でローテーション研修を行う。ただし、希望により延長可能である。各診療グループは、消化器内科(中毒を含む)・呼吸器・神経内科・循環器(CCU)・外科(泌尿器を含む)・脳外科・整形外科・熱傷のグループを指す。専門医を希望する場合には、各診療グループをまんべんなく研修する必要がある。専門研修終了後は、サブ・スペシャリティーとなる診療グループで診療に当たることになるが、サブ・スペシャリティー(外科・内科・整形外科など)を持つための研修として、それぞれの診療科に研修に行ったり、ほかの専門施設に研修に行く場合もある。また、災害医療の研修会や防災訓練に参加したり、災害派遣時には現場に出動することもある。?専門医に関して (1)日本救急医学会救急科専門医:1. 日本救急医学会会員継続5 年以上2. 5 年以上の臨床経験3. 専門医指定施設で3 年以上の臨床修練 ( 臨床研修医として採用された時点で学会に入会していれば、初期臨床研修期間を含め、高度救命救急センターにおける専門研修3 年で専門医の認定が可能) (2)日本熱傷学会日本熱傷学会専門医:1. 日本熱傷学会会員継続5 年以上2. 通算5 年以上の熱傷医療臨床修練 ( 臨床研修医として採用された時点で学会に入会していれば、本学では高度救命救急センターまたは形成外科・皮膚科で専門研修を行えば、初期臨床研修期間を含め専門研修3 年で認定可能。ただし、必要症例数をクリアーするには救急センター1 年以上および形成外科1 年以上の研修が必要) (3) そのほか岩手医大病院自体(診療科ではなく)が専門医施設の認定を受けている学会の専門医、日本集中治療学会専門医、ICD(infection control doctor)認定医、麻酔科標榜医など専門研修により必要な症例数や業績をクリアーできれば認定可能である。?指導医に関して専門医認定後に継続して救急医療を専門として診療・研究・教育に当たった場合、日本救急医学会指導医制度の指導医の認定をうけられる。 (1)申請資格1. 専門医であること2. 指導医指定施設またはこれに準ずる診療施設に通算10 年以上勤務し、救急医療に従事したものであること。あるいは救急医学に関連する学会の専門医などの資格を取得後、前記の施設で救急診療に通算7 年以上従事したもの3. 申請時に継続して10 年以上学会員であり、救急医学に関する診療・教育・研究活動を行っていること4. 申請時に救急医療に専従していること5. 日本救急医学会雑誌に論文を発表していること (2)指導医は厚生労働省が認める救命救急センターのセンター長の条件でもある。診療科紹介専門研修プログラム237 Iwate Medical University