ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
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岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014
岩手医科大学平成27年度学位取得予定H24.4~社会人大学院内科認定医消化器病専門医内科専門医がん薬物療法専門医がん治療認定医H23.4~H25.3初期臨床研修(岩手医科大学附属病院)患者さんへの想いを大切にする。脈々と科の伝統を伝えています屋根瓦方式で先輩からの教えを研修医の先生に 消化器内科に入局しようと決定付けたきっかけは当時大学病院に勤務していた指導医との出会いでした。研修医1年目の8月に消化器内科で指導医となって頂いた先生に一緒に1次2次外来の当直に入らせて頂く機会があり、その際に患者様との接し方や物事の考え方等親切に指導して頂きながら、自分にも診療する機会を与えて頂いたことでした。 研修医2年目は院外研修に重点を置き、4月? 10月までは八戸赤十字病院の消化器内科で研修をさせていただきました。同病院では実際に主治医として患者さんの治療に携わる機会を頂きました。その際末期癌の患者様の担当もさせて頂き、残された大切な時間を出来るだけ苦痛を取り去りながらどうマネージメントし、患者さん本人やご家族が心の準備をし人生の最後を迎える手助けをしていくかを真剣に悩みました。その際看取る医療の重要さを改めて再認識させられました。 今、屋根瓦方式で上級医とともに初期研修1年目の先生とともに診療させて頂いています。4月に初めて医師となったころに比べ毎日の回診において患者様の変化に敏感に気が付くようになり、後姿も逞しくなってきました。患者さんへの思いを大切にするという自分自身が先輩の指導医から学んだことを後輩に伝えていければと思っております。患者さんへの思いが強いと人は自然と勉強します。患者さんと話す時間を大切にしています 専門研修医となり上級医に相談しながらではありますが、治療方針や手技の面に関しても裁量権は広がります。 現在は専門研修医として大学で働きながら、社会人大学院の学生としての講義、他の病院への診療応援や実家のクリニックの手伝い、学会発表の準備などに日々奮闘しています。 平日はなかなか忙しく患者さんとゆっくり話す機会がないため、土曜日などの検査や日常業務があまり無い日は、なるべく患者さんと普段よりも長くはなし、微力ながらも心のケアーも出来ればと思ってやっておりました。 人を職業や地位と関係なく一人の人間として接する事ができ、微力ながらも患者様を手助けすることができるこの仕事にやりがいを感じています。髙宮 秀式さんのキャリアパスプラン岩手県盛岡市出身岩手医科大学卒業2012年4月/岩手医科大学大学院入学 消化器内科専攻2013年3月/岩手医科大学附属病院 初期臨床研修修了2013年4月/岩手医科大学附属病院 専門研修医専門研修医1年髙宮 秀式Iwate Medical University 20