ブックタイトル岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014

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概要

岩手医科大学医師卒後臨床研修プログラム2014

心臓血管外科7研修修了認定修了時に循環器医療センタ一長から認定証が授与される。8カリキュラム【1. 目標】前期一般目標外科医として安全な医療を実践するために、医療スタッフや患者様と好ましい人間関係を形成する態度を身につけ、また、外科専門医(#2) を取得するに十分な外科に関する知識、技量を修得する。同時に、将来の心臓血管外科専門医(#3) 取得のための基本的知識、技量を修得する。行動目標?診療チームの一員として周囲の医療スタッフとコミュニケー卜する? Evidence-Based-Medicine を理解し、文献を調べ適切な治療法を適用する。?患者さんやご家族に病状経過を適切に説明する。?循環器系、消化器系、呼吸器系、内分泌系の臓器の構造と機能を理解し、外科的疾患の病因、病態を説明する。?心臓血管外科難易度A、B、C の術式の適応と手技を説明できる。?基本的検査、処置を安全に実施する。?基本的な外科系手術の術前術後管理をする。?外科の基本手技やカテーテル刺入、気管挿管を実施する。?心臓血管外科基本手技( 開胸、カニュレーション、血管吻合など) を実施する。?外科専門医取得のための最低手術件数350 例、術者120 例を経験する。?心臓血管外科専門医難易度A、B の手術の第1 助手を務める。?難易度A の手術の一部を実施する。?医療安全、感染対策の主旨を理解し、マニュアルに準じて適切に対処する。後期一般目標心臓血管外科として安全な手術を実践するために、心臓血管外科領域における知識、技量を修得し、心臓血管外科専門医を取得する。行動目標?診療チームの中堅的存在として、周囲の医療スタッフの意見をまとめ円滑な診療を行う。?医学生、初期臨床研修医、後進外科研修医に外科診療を指導する。? 患者さんや家族に病状や治療方針を適切に説明し、処置のインフォームドコンセントを行う。?心臓血管疾患の診断に必要な診察を行い、必要な検査法を選択、実施する。?心臓血管外科難易度A、B、C の手術の術後合併症とその対処法を詳細に述べる。?心臓血管外科難易度A、B、C の手術の第1 助手を務める。?心臓血管外科難易度A、 B の術式の一部を実施する。?術前に病状を適切に評価、全身管理し、また術後には病状を把握し容態変化に応じて、適切に呼吸、循環管理を行う。?学会で研究発表を行い、適切に質疑応答する。【2. 方略】?外科専門医取得のため、修練協力施設にて修練する。 消化器、乳腺、内分泌、小児外科:岩手医科大学外科および関連病院(6 ?12 ヶ月)       呼吸器、鏡視下手術: 岩手医科大学呼吸器外科(4 ?6 ヶ月)          心臓血管外科: 岩手医科大学循環器医療センター他(18 ?24 ヶ月)? 心臓血管外科専門医取得のため最低到達目標を定め、研修指導医が3 ヶ月ごとに研修内容をチェックし、修練内容に不足や偏りがあれば修正する。最低術者数-50 例最低手術点数-500 点術者第1 助手点数*1,2年目3 20 493 年目5 20 554 年目7 25 715 年目10 30 906 年目15 35 1157 年目20 40 140合計60 170 520* 点数、術者は3 点、第1 助手は2 点で計算診療科紹介Iwate Medical University 158